ソフトウェア定義磁気共鳴分光装置の開発と先端磁気共鳴技術の実装
研究責任者 |
根来 誠 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | ハードウェア部分とハードウェア部分を明確に切り分けて、ハードウェア部分に汎用計測器を用いてソフトウェア部分で柔軟性を持たせるソフトウェア定義磁気共鳴分光システムを提案し、オープンソースのコードを利用してソフトウェア部分を開発した。インターフェイス部分を少し改変するだけでさまざまな価格帯の計測器を対応させることが可能であることを示した。具体的には、100万円以下で帯域40 MHzで垂直分解能14bitの電磁波が取扱い可能なローエンドシステムから、帯域2 GHzを可能とする高性能なハイエンドシステムまで幅広いラインナップを実現した。今後の展開としては、ハイエンドシステムのさらなる高性能化と、ローエンドシステムにおいてFPGAベースのハードウェアを用いることでさらなる低コスト化や高性能化を目指す。
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