1. 前のページに戻る

胃X線診断用腹部圧迫移動装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 脇元 修一  岡山大学, 異分野融合先端研究コア, 准教授(特任)
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要腹臥位での胃X 線検査では明瞭な胃壁・ひだ像を得るため拳大に折りたたんだタオルを腹下に挿入する圧迫撮影が行われているが圧迫量や圧迫位置の調整に苦慮するケースも多い。 効率的な圧迫撮影を実現するためには圧迫量と圧迫位置を遠隔で調整できる機構が有効である。本研究開発では遠隔操作可能な圧迫量可変装置を構築し集団検診への介入試験を実施するとともに、圧迫量可変装置を移動させることで圧迫位置の調整を可能とする空気圧駆動機構を開発した。前者の試験では約71%の被験者に対して圧迫量可変装置の有効性を確認し、後者の機構では3.2mm/s以上の速度で圧迫量可変装置を移動させることが可能であった。今後、より簡便な機構で圧迫量と圧迫位置が同時調整可能な駆動システムを開発していく予定である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst