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海洋生態系環境の健全度指標の構築に関する基礎的研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 有馬 正和  大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究の最終目標は、自律型水中グライダーによる海棲動物の音響観測技術を確立することに よって海洋生態系環境の健全度指標を構築することである。海洋生態系における食物連鎖の上位を占める海棲哺乳類は、地球温暖化をはじめとする大気海洋環境の変化に対して敏感であり、その生態を正しく把握することが、私たちの地球環境の変動を予測・理解することに大きく役立つ。本研究課題では、海中音響観測システムを構築して、海洋生態系のピラミッドの頂点に位置する海棲哺乳類のシャチを 対象として、米国・アラスカのプリンス・ウィリアム湾および釧路沖で海中音響観測を行った。データ解析の結果、鳴音を発するシャチの音源方向や頭数の推定が可能であることを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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