研究責任者 |
三原 久明 立命館大学, 生命科学部生物工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 金属をナノ粒子化すると、バルク体にはない新たな特性や機能が発現する。微生物を利用した金属ナノ粒子の合成は、常温常圧下で行われるためエネルギー消費が少なく環境考慮型の無機材料合成技術である。本研究開発課題では、細菌を用いたセレン粒子および銀粒子の合成条件を検討するとともに、セレンナノ粒子結合タンパク質の同定、単離したセレン粒子の物性解析を行った。これにより、セレンナノ粒子および銀ナノ粒子の合成に適した条件が示され、セレンナノ粒子に結合するタンパク質を複数同定し、生成したセレンナノ粒子の性状が明らかとなった。
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