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機能性材料を目指したジシリルベンゼン誘導体の安全で安価な合成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北村 二雄  佐賀大学, 工学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要有機ケイ素化合物は機能性材料としてその利用が期待されているが、ジシリルやポリシリルベンゼン類の従来の合成法は、発がん性で猛毒なヘキサメチルリン酸トリアミド溶媒と厳しい反応条件が必要とされる。その方法を改善するため、本研究課題では、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノンを溶媒とし、金属マグネシウム、銅塩、安価なジクロロベンゼン類とクロロトリメチルシランの反応により、ジシリルベンゼン誘導体を安全で安価に製造する方法を開発した。さらに、この方法の基質適用範囲と大量合成を検討し、技術移転可能な、安全で安価なジシリルベンゼン類の製造方法を確立した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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