プロテオミクスを基盤とした次世代型種豚育種バイオマーカー開発
研究責任者 |
榊原 陽一 宮崎大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 現在、肉用豚としてハイブリッド系統が市場の大部分を占めている。ハイブリッド系統の維持と、さらなる肉質向上、増体向上、産子数増加などを目的に、DNAマーカーを用いたより種豚育種が行われている。しかしながら、DNAマーカーの多くは既に権利化されており、産業的な利用目的においてはライセンス料など経済的負担が強いられることとなる。そのため、DNAマーカーによらない種豚育種次世代マーカーとしてタンパク質・ペプチドマーカーによる種豚育種技術の開発を目的とした研究を実施した。本研究では、二次元電気泳動と質量分析により豚個体識別可能な育種マーカー候補を複数見いだした。
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