研究責任者 |
岡田 太 鳥取大学, 医学部生命科学科病態生化学分野, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | これまでに培養細胞と動物実験を融合させて発癌物質を短期間内に検出できる系を確立してきた。しかし、添加期間が短いため陽性に判定されない物質の存在も浮き彫りとなった。本研究開発の目標は、使用細胞株の発癌性を遺伝子レベルで迅速かつ定量性をもって評価できるよう改変することにある。研究代表者が同定済みの当該細胞株の発癌責任遺伝子を用い、この遺伝子プロモーター領域に発光遺伝子を結合させ、発光量により発癌性を評価できる細胞株を確立した。本成果は当初目標の7割程度達成されたと考えられる。今後は、残された課題を遂行し、得られる成果をもとに知的財産権の取得を図る。
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