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ヒジキ受精卵養殖を用いた養殖の実証研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 前川 行幸  三重大学, 生物資源学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ヒジキは古くから食用とされ、現在では健康食の観点からも、日本における重要な伝統食品である。しかし流通するヒジキのうち、国内産は約10%であり、ほとんどは外国産すなわち中国や韓国産である。外国産のほとんどは養殖物であり、日本でも一部は養殖されているが、その方法は「挟み込み方」と呼ばれている。この方法は、全長10-15cm程度の天然のヒジキ幼体を根ごと採取し、ロープに挟み込んで養殖するものであるが、大規模に行われると天然のヒジキ群落を破壊してしまう。現に韓国や中国では天然ヒジキ資源が大きく減少しているという。そこで、受精卵を用いた養殖法を開発し、天然海域で実証試験を行うことにより、ヒジキ生産を安定させ、また、ヒジキ養殖を中心とする地域の活性化にも役立てることを目的として本研究計画はデザインされた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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