有機強誘電体を用いたカテーテル型高感度触覚センサの開発
研究責任者 |
高嶋 一登 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | <目標>本研究では、有機強誘電体を用いたカテーテル型高感度触覚センサの開発を目指した。目標は、カテーテル型の試作品(直径:5 mm以下、最小検出感度:0.1 N以下)を開発することである。 <達成度>ポリフッ化ビニリデン(PVDF)フィルムを用いて、当初目標としたサイズ、感度のセンサは作製できた。また、センサを評価するための実験および数値解析手法の検討も行った。 <今後の展開>微細化に適したフッ化ビニリデン(VDF)と三フッ化エチレン(TrFE)のコポリマー(P(VDF/TrFE))などを用いて、さらにセンサの小型化を図っていく予定である。小型化などセンサ形状を最適化する際に得られた構造や作製方法に関する知見は、随時、特許申請を行っていく。
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