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核酸代謝酵素を利用した安定同位体導入ヌクレオシドの効率的合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 幡野 明彦  芝浦工業大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、核酸医薬品の薬物動態を明らかにするためのプローブ分子として、安定同位体導入ヌクレオシドを簡便、迅速に合成する手法について検討した。核酸代謝酵素であるチミジンホスホリラーゼを用いて、チミジンと安定同位体導入ウラシルを基質として、リン酸緩衝液中で塩基部位交換反応を行った。その結果、安定同位体を塩基部位に有するヌクレオシドを4種類合成することができ、いずれのヌクレオシドも、65%から95%程度の収率で単離する事ができた。全ての化合物は、核磁気共鳴法にて構造を確認した。今後、これらの安定同位体導入ヌクレオシドのアミダイト化を行い、DNA/RNA配列内に導入後、細胞内へのトランスフェクションを行い、細胞内挙動と局在化を観察する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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