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有害物質応答性細菌を活用した医療環境中抗がん剤の迅速検出技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 前田 憲成  九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究開発では、筆者が保持している「有害物応答性細菌を活用したバイオアッセイ法」を利用して、医療従事者の長期暴露が懸念されている抗がん剤をアッセイし、新しいシーズを見出すことであった。結果として、試験した抗がん剤のうち、フルオロウラシルに対しては高い感度で検出できることが明らかとなったが、その他の抗がん剤(主にDNAに作用する種類)に対する感度は良好ではなかった。今後の展開として、最終的には、医療現場の環境中の抗がん剤の汚染度合を網羅的かつ簡易・迅速に検査できるバイオアッセイ法の確立が求められるので、今回の研究成果をもとに、次なる課題を解決できるバイオアッセイ法の改良に取り組む予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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