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フォーム状電解質を用いた省液・低環境負荷型無電解めっき法

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 臼井 博明  東京農工大学, 大学院工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要無電解めっき法においては、省資源及び環境汚染防止が危急の課題となっている。そこで本研究開発では、電解液に多量の気体を混入したフォーム状の電解質を用いて無電解めっきを行った。ビーカースケールのパイロット試験を行った結果を元に、フォーム状電解質の連続的な循環流の中で無電解めっきを行う装置の試作に成功した。フォームの含液率は3~4%であり、実質的な電解液の大幅な削減の見通しがついた。製膜速度は当初目標の70%程度ではあるが、流速の増大によって改善できることが示された。本手法で得られた皮膜は耐腐食性に優れ、フェロキシル試験による腐食斑点密度を従来の無電解めっき皮膜に比較して1/10以下に低減できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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