研究責任者 |
三野 たまき 信州大学, 教育学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 衣服の着心地を決定する一因子である衣服圧は、その測定法のコンセンサスが未だ得られておらず、早急な開発が待たれている。衣服圧は体部位や被覆する素材、デザインによって許容範囲が異なるので、これらのニーズを網羅できる丈夫で、薄くて、柔らかい受圧部の作製を目標としている。そのためには、受圧部の素材の選定、シール方法、温度特性、応答速度、封入量、官能評価との関係等を調べたところ、当初の目的数値にほぼ達成した。さらに、今回得た技術情報を踏まえた上で、小型・軽量化・シールの精度を高めるべく、新たな問題が明確になった。なお、従来問題であった受圧部とトランスデューサーの高さを揃えることに関しても一案が得られ、これを来年早々に新規特許出願に結びつけるべく、共同研究を開始した。
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