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蛍光で簡便に評価できる乳酸脱水素酵素診断キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮武 智弘  龍谷大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要臨床検査でも利用可能な血液中の酵素活性検査キットの開発を目指し、逸脱酵素として知られている乳酸脱水素酵素を蛍光発光により簡便に評価できるシステムの開発を目指した。ここでは、膜透過性の分子と蛍光色素を内封したリポソームを利用して、肝機能障害等の検査に活用できる乳酸脱水素酵素の活性を評価できるキットの開発を行った。その結果、本システムにより乳酸脱水素酵素の生成物を高感度で検出することに成功し、また同酵素の活性を蛍光で検出することができた。また、実用化にむけた課題として、酵素の検出感度向上、ならびに血液中で評価できるシステムの構築の2点を抽出することができ、今後は課題克服に向けた試験を継続して行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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