熱交換器の高効率化を目指した傾斜機能ポーラスチタンの低環境負荷・低コスト製造プロセス
研究責任者 |
半谷 禎彦 群馬大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究開発では、ポーラスチタンを、(1)作製時に外部熱源が一切不要、(2)気孔形態の制御が容易、(3)安価な原材料で作製可能、(4)汎用のフライス装置で作製可能、といった様々な特徴を持ったプロセスにより開発する。本研究開発により、本プロセスで高融点のチタンのポーラス化が可能であることが示され、低環境負荷かつ低コストで高機能ポーラスチタンを供給できる可能性が示唆された。更に本研究開発では、気孔形態が変化する傾斜機能ポーラスチタンの作製およびその特性評価を試みた。本研究開発により、特性の変化する傾斜機能ポーラスチタンの作製の可能性が示唆された。今後は摩擦攪拌接合のようにツールを走査させることで大型化の可能性について検討する。
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