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マダニの生物活性分子(TBM)を用いた難治性原虫病の予防・治療開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田仲 哲也  鹿児島大学, 共同獣医学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要トキソプラズマ原虫やクリプトスポリジウム原虫はヒトや動物に寄生し、深刻な疾病を引き起こす難治性の原虫病である。我々は難治性原虫病に有効な抗原虫分子を探索していたところ、マダニの自然免疫を担うであるディフェンシン様分子のペプチド部位に抗トキソプラズマ効果を見出した。しかし、このペプチドに対してクリプトスポリジウム原虫に類似したアイメリア原虫のオーシストについては予防効果が認められなかった。今後は当初の目標を達成するために、他のペプチド部位の検索も行い、クリプトスポリジウム原虫とマラリア原虫に対する防御効果についてin vitro、in vivoレベルで解析を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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