研究責任者 |
式田 光宏 名古屋大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 新薬開発時における「安全性薬理試験ガイドライン」に適合する「唯一の呼吸器系測定技術」の確立を目指し、実験動物の気道に埋め込みが可能な気流センサを開発した。具体的には、MEMS技術を駆使して、(1) 気道内に中長期間に渡り埋め込みが可能な気流センサデバイスの開発、(2) 中期信頼性評価と実証データの取得、の二つの課題に挑戦した。(1)に関しては、気流センサに高湿度環境下対策を施すとともに、気管内への留置に適したアンカー付き気流センサの試作に成功した。(2)に関しては、中期計測を実現するには、高湿度下環境対策のみでは不十分であり、アンカー付き気流センサの開発が必要であることを明らかにした。
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