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インテリジェント大腸内視鏡トレーニングモデルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 久米 恵一郎  産業医科大学, 医学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要大腸癌の臓器別癌死亡順位は、男性が3位、女性1位で大腸癌検診の重要度は増すばかりである。その検査となる全大腸内視鏡検査は、施行医の技量が患者の苦痛度に反映する。市販のトレーニングモデルがあるが、初期操作法の習得が限界で、患者の苦痛度を軽減できるほどの上達を見込めず、実際の患者で経験を重ねて上達しているのが現状である。そこで、検査能上達のために再現すべき2つの機能を人工的に再現するインテリジェント・トレーニングモデルを開発することを目的とした。生体運動である腸管蠕動運動の再現と苦痛の原因となる腸管の過伸展を反映するセンシング機能を導入し、蠕動運動に逆行する挿入法と腸管を過伸展させた場合には施行医に警告して、より苦痛の少ない挿入を促すシステムを完成させた。今後、連携先企業を探し、市販化モデルを実現させたいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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