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多糖類を用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 蔵岡 孝治  神戸大学, 大学院海事科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要環境に配慮したガスバリア膜の開発のために、多糖類のデンプンまたはキトサンとシリカを用いた新規な有機-無機ハイブリッドガスバリア膜の作製を検討した。デンプンまたはキトサンの持つ官能基と親和性のある官能基を有するケイ素アルコキシドを用いることにより、多糖類とシリカのハイブリッド化が可能なことを明らかにした。さらに酸素および水蒸気バリア性の向上を図るためにハイブリッドガスバリア膜内への架橋構造の導入を検討した。架橋構造を導入した膜は、ガスバリア性能が向上し、酸素透過係数は10-19mol・m/(m2・s・Pa)台の値、透湿度は10g/(m2・day)以下の値を示し、目標とするガスバリア性を示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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