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新規なバイオフィルム形成阻害剤の適応病原細菌の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 和田 昭裕  長崎大学, 熱帯医学研究所, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ヒトの生体内にある物質が、毒素原性大腸菌(ETEC)のバイオフィルム形成阻害活性があるのを我々は既に見出している。この新規なバイオフィルム形成阻害物質の活性が、ETECだけではなく医療上バイオフィルム形成が問題(例えばカテーテルでのバイオフィルム形成)となる主たる細菌(A菌、B菌、C菌)においてバイオフィルム形成阻害活性が認められるのかどうか調べた結果、A菌およびB菌に関してはバイオフィルムの形成阻害が認められたもののC菌においてはバイオフィルム形成阻害が認められなかった。これらのバイオフィルム形成阻害剤は、細菌の増殖に影響を与えずバイオフィルム形成阻害が認められた。今後、さらなるバイオフィルム形成阻害剤の構造活性相関を追求していきたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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