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新素材としてのバクテリアセルロースゲルの創製と力学強度および硬度の評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 沼田 ゆかり  旭川工業高等専門学校, その他部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究開発は現在得られているPEGDA重合体で二重網目構造化した―高強度化した―PEGで膨潤したバクテリアセルロースゲル(BC/PEGゲル)の力学強度の改善を目標に実施した。この改善方法として、ゲル表面にPEGDA重合体で二重網目構造を構築する条件を確立した。この手法で得られたゲルは、BC/PEGゲルと同等の圧縮に対する強度を備え、ゲル全体に二重網目構造を構築したゲルと比べ引張に対して延性を有することが明らかになった。さらに、BC/PEGゲルと同等の硬度(軟らかさ)を保持し、表面のべたつきが改善されていることが示された。実用化に向けた具体的な見通しとして、圧縮よりも引張への耐性が必要とされる製品への応用が適しているという見通しが得られた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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