1. 前のページに戻る

新規レアアース依存型酵素の分子ドメインを利用した高効率なレアアース特異的回収技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中川 智行  岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究課題では、希土類元素(レアアース)の高効率なリサイクル技術の開発を目指し、以下の3点、(1)メタノール資化性細菌のレアアース依存型MDHの大量生産系の構築、(2)レアアース依存型MDH(XoxF1)の分子構造決定、(3)XoxF1のレアアース特異性の提示、を目標とした。結果、メタノール資化性細菌ではあるが、組換えXoxF1-6xHis生産系の確立、XoxF1のレアアース特異性を示すことができ、XoxF1のレアアース回収技術への応用の可能性を示すことができた。一方、目標のXoxF1の分子構造の決定には至らなかったものの、大量生産系・高効率精製法の確立の基盤を構築することができ、XoxF1のレアアース回収技術への応用を見据えた分子設計への第一歩を踏み出すことができた。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst