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硫酸抱合型尿毒症物質の肝産生阻害を機序とする腎障害治療薬物の効果検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 齋藤 秀之  熊本大学, 医学部附属病院薬剤部, 教授・薬剤部長
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本課題では、尿毒症物質インドキシル硫酸の肝臓産生を阻害する薬物探索を企図し、インビトロスクリーニング系および急性腎障害モデル動物を用いて、シーズ薬物の選定基準となるデータの集積並びに腎保護効果の検証を目的とした。約180種の化合物についてスクリーニングした結果、10種の化合物に強い阻害効果が認められた。最も強い阻害効果を示した化合物Aについて精査した結果、腎障害動物において血中インドキシル硫酸蓄積の顕著な抑制並びに腎保護効果が得られた。本成果を踏まえ、化合物Aの化学的修飾(熊本大学薬学部・生体機能分子合成学分野との共同研究)による周辺(類縁)化合物を合成し、上記のインビトロスクリーニング並びに動物投与試験により、化学構造的に新規のインドキシル硫酸産生阻害薬・腎機能保護薬の探索を展開する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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