高揮発性物質に対して選択性を持つテフロン被覆金属蒸着ガラス棒センサー
研究責任者 |
満塩 勝 鹿児島大学, 大学院理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究課題は、表面プラズモン共鳴現象を利用し、高感度でありながら単純な構造を持つ金属蒸着ガラス棒SPRセンサーにおいて、研究例がきわめて少なく、化学的安定性が高いテフロンを主体とする選択膜を使用することで、揮発性が高いアルコールやガソリンなどを迅速簡便に検出できるセンサーを構築することを目的とした。モデル試料としてブドウ糖や各種アルコールを用い、その価数、直鎖の炭素数、および化学構造と選択性能の関係について観測を行い、選択膜の応答特性について検討を行った。
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