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高NOx吸着量の担体の開発による完全脱硝ゼロエミッションプロセスの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 安田 昌弘  大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ガラス繊維フィルターを充填物とし、オゾン酸化を用いた吸収装置により廃棄ガス中の窒素酸化物(NOx)を完全に除去できる。処理ガス量が0.5 m3/minまでの排ガス等の脱硝には、この方法が非常に有効であるが、焼却場などから出る数万m3/min以上の排気ガスを処理する場合、巨大な装置を必要とし、非現実的である。本研究では、大風量のNOxを含むガスを効率よく処理する方法として、吸着法によりNOxを濃縮後、脱着させて、ガラス繊維フィルターを用いたプロセスでNOxを水に吸収させ、56wt%の濃硝酸として回収するプロセスを考案した。このプロセスの中核となる、0.1 kg-NOx/kg-担体以上のNOx吸着能を有する担体の開発を行い、ゴミ焼却場での実排ガスを用いた実証試験を行った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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