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ナノテクスチャー化による高効率・低コスト太陽電池開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 八重 真治  兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要結晶シリコン太陽電池の表面反射率低減のために形成されているテクスチャー構造を、従来の数十μmサイズのピラミッド型凹凸から、金属微粒子援用HFエッチングで形成した数十nmサイズの多孔質層に置き換えることで高効率太陽電池を低コストかつ安定に製造することを目的とした。あらかじめ均一なpn接合を形成した平坦な単結晶シリコン基板に深さ数百nmのナノテクスチャー層を均一に形成して、反射防止膜を形成することなく、広い波長範囲で反射率を大幅に低減させることに成功した。これを用いて太陽電池を作製すると光起電力を低下させることなく光電流を増大できることを明らかにした。この結果をもとに特許出願した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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