完全非侵襲血管内血流速度分布測定装置による血液粘性率センシング法の開発
研究責任者 |
秋口 俊輔 富山高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 目標:血液の流動状態を定量的に評価可能な血液粘性率の測定は、病状の早期発見や健康状態を測る指標となりえることから、非侵襲で、迅速かつ正確な血液粘性率の測定法の開発が求められている。そこで本研究では血液の粘性率を完全非侵襲で生体計測可能な装置の開発を目指す。達成度:線計測LDVを用いた非侵襲生体計測及び新規面計測μ-MLDV装置を開発した。新規面計測μ-MLDV装置の問題点解決に注力し、モデル動物を用いた血液粘性計測実験については行わなかったため、達成度は70%程度である。今後の展開:面計測μ-MLDV及びシミュレーション実験での課題を解決でき次第、動物実験に移行し、完全非侵襲での血液粘度計測装置の完成及び製品化を目指す。
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