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皮膚に発現する老化診断マーカーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 國本 梨沙  札幌医科大学, 医学部, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要酵母で寿命を延ばすサーチュイン(長寿遺伝子産物)の1つSIRT1で発現が著しく抑制され、老化細胞で著しく発現増加するホルモンと思われる分子を同定した。このホルモンはヒトでは高年齢者ほど発現増加が見られた。このホルモンは細胞内チロシンリン酸化が亢進し、細胞は扁平化し老化細胞の特徴を示すした。また、ヒト培養皮膚細胞で色素沈着が抑制され、その原因はメラノサイトの減少によっていた。血中のこのホルモン量を測定するため、モノクローナル抗体を3種類作成した。このうち1つについて、間接サンドイッチ法によりこのホルモンのELISA測定系ををたちあげることに成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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