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鶏卵バイオリアクター化を目指したニワトリ生殖巣キメラ率改善技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大石 勲  独立行政法人産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 主任研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本課題はニワトリ遺伝子組換えにより、鶏卵をバイオリアクターとして活用し、抗体医薬等の有用蛋白質を安価に生産することを目指した技術開発研究である。本研究では内在性の始原生殖細胞を減少させることで、ヒヨコ生殖巣キメラ率を従来の10%程度から90%程度に大幅に向上した。また、成鳥精巣内キメラ率も50%以上に達した。一方、精液内細胞のキメラ率は0.1-0.5%に留まり、組換え後代もこれまでの所得られていない。鶏卵バイオリアクター技術のボトルネックである低い生殖巣キメラ率を本研究によって大幅に改善し、効率の良い組換え後代獲得に向けた技術開発が達成されるとともに、移植始原生殖細胞の分化不全の事前評価や解決等次の課題を明確にした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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