1. 前のページに戻る

わずかな外部熱で格子酸素の駆動を実現するタール改質用高伝熱性レドックス触媒の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡部 綾  静岡大学, 工学部, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究課題は、バイオマスからタールを経由して水素を製造する触媒反応システムの構築を目的としたものである。具体的にはチャー回収プロセスの構築と、模擬タールであるナフタレンの水蒸気改質および水素増加のためのCOシフト用構造体触媒の開発を行った。その結果、チャーの吹き上げ流速が一定条件を満たす場合にその回収が可能であることがわかった。ナフタレンの改質では、CeO2添加Ni/Al2O3構造体触媒がGHSV=460h-1、700°Cで転化率100%を示し、安定性も高いことを明らかにした。またシフト用Pd/LaCoO3構造体触媒がGHSV=40,000h-1、300°Cで転化率91.3%を示すことを見出した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst