研究責任者 |
赤羽 英夫 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 課題では、体内に隠匿された覚せい剤を非接触で検知できる感度を有する新しい核四極共鳴(NQR)信号取得技術の開発を行った。体内隠匿による覚せい剤の密輸入は、近年急増しており、大きな社会的な問題となっている。しかしながら、実用化においては、NQR信号の検出感度を更に向上し誤検知率を減らすことが求められていた。高感度化技術として、入出力が低インピーダンスである送受信技術(送信アンプ、受信アンプ、送受信切替回路)を新規に開発し、従来に比べ覚せい剤の検出感度を数倍向上することが可能となった。
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