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医薬品原料光学活性α-アミノ酸両鏡像体の簡便かつ安全合成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宇梶 裕  金沢大学, 理工研究域物質化学系, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要有用な生理活性を有する医薬品の合成原料として重要な光学活性α-アミノ酸の両鏡像体の簡便安全合成法確立を目的に、諸課題の克服を目指した。即ち、両鏡像体ともに安価で入手容易な酒石酸のアミド誘導体を不斉源として活用し、より安全安価なシアニド源のアセトンシアノヒドリンとニトロンとの不斉付加ルートにより、光学活性α-アミノニトリルの合成法を確立した。また、不斉源の減量化の可能性を示し、生成物の光学活性α-アミノ酸への変換ルートも見出し、目標の相当の部分を達成できた。しかし、後者のシアノ化生成物よりα-アミノ酸への変換の改善が新たな課題として明確となり、今後この変換手法の確立により実用化可能な技術へと展開する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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