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低炭素社会を目指した大腸菌による糖からの芳香族アミン前駆体の発酵生産

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高久 洋暁  新潟薬科大学, 応用生命科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要代謝工学的に改変した組換え大腸菌を利用することにより、グルコースから芳香族化合物前駆体DOIへ99%の効率で変換が可能である。この組換え大腸菌にアミノトランスフェラーゼ等を導入することにより、芳香族アミン前駆体DOIA, DOSの発酵生産及びその検出定量システムの構築を試みた。まず、in vitro DOIA合成系を構築し、HPLCを利用した検出システムを構築した。今後、強酸性陽イオン交換カラムによりDOIA を精製し、定量システムを構築する。また、DOI合成酵素遺伝子とDOIA合成酵素遺伝子を大腸菌内で共発現することにより、DOIA由来のピークを検出したが、変換効率が悪いことが予想された。組換え大腸菌の培養条件において、ほとんどのDOIA合成酵素が凝集してしまうためと考えられ、今後、凝集体を形成しにくい他種のDOIA合成酵素さらには培養条件を検討し、DOIA発酵生産効率上昇を試みる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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