自己骨髄間葉系幹細胞の静脈内投与による糖尿病性肝障害・腎障害の治療
研究責任者 |
藤宮 峯子 札幌医科大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 自己骨髄間葉系幹細胞を投与することで、糖尿病で起こる腎障害、肝障害、血管障害やその他の合併症を治療することを目的に研究を行ってきた。自己骨髄細胞を治療に用いる場合、糖尿病患者では骨髄幹細胞が異常を来していることが分かっており、有効な治療効果を得るために体外で培養・増殖させる際に調製を加え、正常化する必要がある。本研究の結果、物質Xを培地に添加することで、 糖尿病で起こる骨髄間葉系幹細胞の異常を正常化しうることが分かった。この方法につき、現在特許申請中である。H26年度からは、民間企業から寄付金を得て研究を継続する予定である。
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