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次世代遮熱性舗装体によるヒートアイランド対策技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 酒井 英樹  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ヒートアイランド対策として実施される地表面被覆の高反射化に伴う日射照り返しの増加を軽減する方法として、表面凸凹構造による再帰反射技術の開発を行った。再帰反射技術としては、既にプリズム反射方式と球状レンズ集光方式が実用化されているが、表面凸凹方式は、遮熱性舗装面で現象としては確認されているもののその原理は不明であったこと。そこで、光学シミュレーションにより、表面凸凹によって再帰反射性が発現することを再現した上で、再帰反射性を増強させる表面形状の探索を行った。そして、無作為に作成した舗装面に比べて、再帰反射率を10%増強させる表面形状の条件を明らかにした。また、再帰反射率の測定法の開発を行った。今後、再帰反射の発現の詳細な原理を解明し、表面凸凹方式の再帰反射技術の実用化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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