プログラムの自動変換と品質評価の機能を持つ教育用プログラム開発システム
研究責任者 |
畠山 正行 茨城大学, 工学部情報工学科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2012 – 2013
|
概要 | 本研究開発は教育用プログラム開発システムOOJにおいてプログラムの自動変換機能と品質評価機能の実装が目的であった。自動変換機能については自動変換率の向上を図った。その結果変換後にそのままでプログラムを実行出来るケースが大幅に増え、学生の利便性の向上に繋がった。品質評価機能についてはV&V評価環境の一部としてのレビュー環境を設計・実装した。レビュー環境とはプログラム開発が妥当な手順と作業内容で行われているかを検証するソフトウェアであるが、従来は簡単に実行できる製品は殆ど存在しなかった。それに対してOOJにおいてはプログラム内部の詳細な作業追跡機能をそもそもの言語機能として持たせており、その機能をレビュー環境として実装することで実現した。レビュー機能はデバッガーとしても使えるので好評であり高い評価を得、本開発の目的をほぼ達成した。
|