マイクロ波-スピン直接変換技術を利用した純スピン流論理演算素子の創成
研究責任者 |
安藤 裕一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究ではマイクロ波―スピン流直接変換技術を利用した純スピン流論理演算素子の創成を目指し、(1)高効率スピン注入実現の為の設計指針の構築、(2)静磁場結合を用いた強磁性共鳴条件の変調を行った。その結果、高効率スピンポンピングには均一な磁化特性を実現することが不可欠であることが明らかとなった。また微小強磁性体を複数配置した素子を作製し、スピンポンピングを行った処、静磁場結合に起因した強磁性共鳴の変調を観測することに成功した。
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