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公定法COD測定法に代わる簡便な化学発光式COD測定法の開発とこれを用いた自然水の自然浄化能の連続測定

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 竹中 規訓  大阪府立大学, 工学研究科応用化学分野, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要公定法との相関性向上のために3段階反応方式を採用した。まず60°Cで有機物を過マンガン酸と反応させ、残った過マンガン酸をピロガロールで還元、冷却後、残ったピロガロールと過マンガン酸の化学発光強度からCODを求める方法とした。その結果、一段法よりも格段に公定法との相関が上がり、これまで検出できなかった有機物も測定できるようになった。一方、感度向上のために化学発光反応セルをスパイラル状に変更した。さらに廃液量削減のためにフローインジェクション方式に変更し、実河川の連続測定でその効果を確認した。自然水の浄化能は、アスコルビン酸を加え、その減少速度から分解能を評価できる可能性があることを見い出した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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