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マルトトリオース生成アミラーゼを用いたマルトトリオシル配糖体の酵素合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 炭谷 順一  大阪府立大学, 大学院 生命環境科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要G3Amyは澱粉をマルトトリオース(G3)単位で切断するアミラーゼである。本酵素は糖転移活性が高く、しかも水酸基を有する各種化合物にG3を特異的に転移することから、これまでにない新しい配糖体の合成が可能となる。そこで、G3Amyを用いて有用な配糖体を合成するシステムの開発を目指した。G3Amyの生産性は目標に達しなかったが、高い収率で回収できる精製システムを開発した。糖転移反応をさらに効率的に行うためにG3AmyのX線結晶構造解析を行い、変異導入することで糖転移とG3特異的生成に関与するアミノ酸を同定した。その過程で転移反応が増大する変異酵素が十数種類得られ、G3配糖体合成システムの実現に見通しが立った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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