研究責任者 |
加藤 真平 名古屋大学, 大学院情報科学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 1つのチップに数千個の計算コアを集積したGPUを利活用するクラウドやエンタープライズ分野における不特定多数ユーザーに対して高信頼と高性能を両立させるプラットフォームの実現を目標として、GPUの仮想化に関する研究を実施した。本研究では、オープンソースの仮想マシンハイパバイザであるXenおよびGPUドライバであるGdevを使って、GPUの完全仮想化および準仮想化の設計実装および評価を行った。NVIDIA社の最新GPUを用いて行った評価実験の結果、仮想化を行わない環境に比べて、完全仮想化は10~100倍のスケールでオーバヘッドが課せされる一方で、準仮想化はほとんどオーバヘッドがかからないということが実証できた。
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