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励起反応還元による金属ナノ粒子へのナノ金属被覆法の開発と機能性劣化抑制に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 堀 史説  大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要励起反応を用いた照射励起還元が可能なγ線照射還元法により、機能性金属ナノ粒子の表面に金属極薄膜層を形成し、著しい特性の劣化無しに表面酸化や凝集および触媒などの機能劣化を抑制可能な金属ナノ粒子の作成および被覆法について検討した。その結果、Ag, PtやPdなどをγ線照射還元で作成したコロイド溶液にAuイオンを添加調整してγ線照射する事により表面被覆を行い、それらの触媒特性の機能性が消失しないことを確認した。また、一般に酸化しやすくナノサイズ以下の超微粒子の作成が難しい銅ナノ粒子もγ線照射還元での作成に成功し、現在も継続して表面被覆条件の調整を進めている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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