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アラゴスポットを利用した球状物体の直径計測法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 辻 龍介  茨城大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要アラゴスポットを利用して、ベアリングやガラスボールなどの球状部品に対する高精度で高速な直径計測法の開発を行った。 具体的には、計画立案時の目標「3秒に1個以上の球状物体を、1ミクロン以内の精度で直径測定する」に対し (1)3秒間に1個の球状部品(実験ではボールベアリングを使用)の自動的な移送メカニズムの開発を行った。 (2)CCDカメラおよびビデオカメラから、球状部品のアラゴスポット像を取り込み、その画像の中心位置を計算する事で、直径計測の精度1ミクロン以内を達成した。 以上の結果から、当初の目標を達成し原理的に本計測法が有効に働く事を示し、更にいくつかの実施上の問題点とその解決法のノウハウを得た。生産現場での具体的な各種球状部品の直径計測システムの開発を行う事が、実用化に向けた次の課題として残った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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