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冷却コントロールによる苺を用いた生鮮果実ストック技術の検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松本 泰典  高知工科大学, 地域連携機構, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本事業では、生鮮農産物を計画的に出荷することが可能なストック技術の開発として、イチゴをサンプルに、冷凍、解凍および冷蔵の技術による最適な保存方法を調べた。その結果、冷凍また解凍をイチゴに施した実験では、液体窒素による冷凍やスラリーアイスでの解凍といった方法等を組み合わせて検討を行ったものの、何れの組み合わせも収穫直後と同様の状態を維持することができず、イチゴがゲル状に軟化してしまった。一方、冷蔵保存法の検討では、イチゴに低温環境等の条件を付与すると、通常保存の2倍以上の期間で収穫直後の品質を維持した状態で保存できることが分かった。このことから、本事業で得られた冷蔵法については、他の野菜等でも有効性を検証し、ストック技術、輸送技術の構築を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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