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災害時における情報伝達のための情報連携技術に関する研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 河合 由起子  京都産業大学, コンピュータ理工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究開発では災害時に公共機関等が重要な情報を必要な人へ迅速に伝達し、各ユーザの状況に合ったユーザを同時発見でき、それらと即時情報交換可能な検索・通信システムの開発を目標とし、実現した。本システムにより、災害時にいずれのページを閲覧中でも、災害地域と関連する人など必要性の高い人へ迅速に公共機関サーバから一斉に災害情報を配信できる。さらに、災害発生時にユーザの状況に応じてユーザ間のつながりの「強さ/緩さ」を分析し、異なるページを閲覧中でも関連あるユーザ同士で情報交換できる機能を開発した。これら本研究開発の成果を国際会議、国内シンポジウム(査読有)ならびにフォーラム(査読無)にて発表を行った。また、災害時でのネットワークの物理的な障害問題対策が明確となり、本技術を拡張することで耐久性の向上が期待できることが新たな知見として得られ、今後、災害時での耐久性の高い情報配信技術の研究開発に取り組み実用化を更に進める予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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