画像焼付現象を克服した超高画質有機ELディスプレイの実現
研究責任者 |
木村 睦 龍谷大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 有機ELディスプレイは、高画質・高精細・高速応答・極薄型の究極のディスプレイとして期待を集め、スマートフォンなどに搭載され始めている。しかし、固定パターンを長時間表示すると画像が焼付く致命的課題があるため、有機ELディスプレイの応用範囲が拡がっていない。研究責任者は、この課題を克服できる駆動方式「電流均一化パルス幅変調階調方式」を開発した。本研究では、このシーズを用いて超高精細小型ディスプレイと大型ディスプレイの設計・シミュレーションを行い、外注試作の後、その評価を行った。本実証により、有機ELディスプレイの新市場が大きく拓かれることが期待できる。
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