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切削一次加工および超音波ショットピーニング二次加工によるマグネシウム合金の高疲労強度化とメカニズム解明

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柿内 利文  岐阜大学, 工学部機械システム工学科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、構造用マグネシウム(Mg)合金AZ61に、適切な切削加工一次処理および超音波ショットピーニング(USP)二次処理による効率的な表面処理を施すことで、安定的に大きな疲労強度向上が得られる技術を確立し、強度向上メカニズムの解明および処理条件改良の方向性を明らかにすることを目的とした。条件の最適化により、未処理材で約130MPaであった107回寿命強度を、目標とした150MPaまで安定的に改善することに成功した。また、処理後に表面近傍の20~30μmに生成する加工層が疲労強度に悪影響を与えることを明らかにし、追加処理を施すことでさらに180~200MPaまでの安定的な強度向上が見込めることを示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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