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抗NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)作用を有する食品の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小田 裕昭  名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要NASHは、メタボリックシンドロームを背景に持つことが多く、肝硬変、肝臓癌へと進行する。本邦でも100万人が罹患していると推定され、更なる増加が予想されるが、治療法は確立されていない。申請者は、肝障害モデルに対し、シジミの脂質が肝障害の指標であるAST,ALTの上昇を抑制し、肝障害を改善することを見出した。また、ラットにシジミを摂食させると脂質代謝の中心的な転写因子SREBPが低下し肝臓中性脂肪を低下させることを明らかにしている。これらの知見に基づき、シジミ脂質中に含まれる脂肪性肝炎を抑制する化合物、またその作用メカニズムを明らかにし、シジミの脂質から特定保健用食品などエビデンスに基づいた機能性食品を開発することを目指したものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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