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バイオ農薬を目指した、酵素法による長鎖キチンオリゴ糖生産技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡邉 剛志  新潟大学, 自然科学系(農学部), 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要キチンオリゴ糖のバイオ農薬への利用を目指して、キチン分解酵素とキチン分解促進蛋白質および前処理したキチンの組み合わせにより、長鎖キチンオリゴ糖を含むオリゴ糖ミクスチャーを効率的に生産するための技術開発を試みた。キチン結合蛋白質CBP21を用いることによって、イネキチナーゼCht-2によるカニ甲殻由来コロイダルキチンの分解効率を2倍以上に向上させることに成功し、4糖以上のキチンオリゴ糖を20%以上含むオリゴ糖ミクスチャーを生産することが出来た。今後、新たなキチン原料の検討と分解条件の改善により、酵素法による長鎖キチンオリゴ糖生産技術の開発を完成し、キチンオリゴ糖ミックスチャーのバイオ農薬としての利用を実現したい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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