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ヒト食中毒治療選択のための迅速下痢原性大腸菌分類技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤岡 美幸  弘前大学, 大学院保健学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究ではヒト下痢症の原因である5種類のカテゴリーに分類される下痢原性大腸菌について、早期治療選択を可能とするため、多遺伝子検出技術に蛍光検出技術を加えた電気泳動不要の可視化検査技術の臨床医学応用を目標とした。多遺伝子同時検出法として10種類の遺伝子を標的とした1 step mPCRを開発し、従来法の90%のコスト削減や70%の実施時間短縮による効率化に成功し、その達成度は100%であった。また蛍光色素を用いたリアルタイムPCRでは当初目標の80%の達成度であったが、非特異的反応を回避するためにプライマーの組み合わせやプライマーの再設計等の技術的課題が明確となり、今後の開発が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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