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溶剤可溶ポリイミドによる耐熱性繊維の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金山 賢治  あいち産業科学技術総合センター, 三河繊維技術センター, 製品開発室主任研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要溶剤可溶化ブロック共重合ポリイミド(PI)液の粘度1,000mPa・sec以上、分子量2万以上、濃度10%以上、この液から製糸した繊維の熱分解温度(Td)500°C又はガラス転移温度(Tg)315°C以上、引張強度3.7(cN/dtex)以上を目標値として新規PI繊維の開発を目指した。その結果、粘度約80,000mPa・sec、分子量約19万、濃度10%、Td 425°C及びTg 295°C、引張強度約8cN/dtexであった。PI繊維の耐熱性は目標値に及ばなかったが、PI液と繊維の引張強度は目標値以上であった。実用化に向けた新規PI繊維の課題として、分子組成を見直し耐熱性を更に上げる必要がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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